3.11と音楽Ⅱ 悲しみをこえて

合唱(つぶてソング第2集全曲、「重なり合う手と手」ほか)とパネルディスカッション

東日本大震災と福島第一原発事故災害から10年が経とうとしている。福島県をはじめ、広い地域に放射性物質が飛散し、多くの人々が避難を余儀なくされた。避難の過程や避難先での生活はときに過酷なものとなり、多くのいのちが失われ、深い苦難と悲嘆が続いてきている。また、放射能被害をどう認知するかの違い、どう対処するかの考え方の違いから、対立や分断が生じ、被災地においても避難先においても、見えにくい葛藤や強いられた沈黙が人々を苦しめている。福島県在住の詩人、和合亮一さんが、被災6日目からツイッターで発信してきた「詩の礫」は、被災者の苦悩を表現し、多くの被災者の力となり、人々に原発震災の深層を伝えてきた。この「詩の礫」に作曲家の新実徳英さんが作曲し、「つぶてソング」が生まれた。このつぶてソングに耳を傾け、和合亮一、新実徳英のご両人に、鎌倉合唱連盟の佐藤ゆり、宗教学・死生学・日本学の研究者、鎌田東二、島薗進が加わり、「復興」が進むとしても、なお続く原発事故災害の苦難にいかにして向き合うか、そこでの詩や歌や音楽の力は何かについて話し合う。

と き:2020年1月26日(日)(開場13:20) 14:00〜17:00
ところ:上智大学6号館101室(ホール)
参加費:1500円(グリーフケア研究所講座受講生・学生・東京自由大学会員:1000円)
主 催:上智大学グリーフケア研究所
共 催:東京自由大学、新日本研究所

★詳細のお問い合わせ、チケットのご予約は、[カテゴリ] > [事務局へのアクセス] からお申し込みください。2枚以上のチケットをご希望の場合は、枚数を [メッセージ本文] にご記入いただければ幸いです。

★ご予約いただきましたチケットは、シンポジウム当日、会場入口の受付にてお渡しさせていただきます。
お問い合わせ:TEL 0467-31-8663

詳細については、以下のリンクをクリックして、チラシ(PDFファイル)をダウンロードしてご覧ください。

20200126

 

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